搭乗記　格安航空会社（LCC） 38
  ピーチ / Peach Aviation
　MM635 成田→高雄
1 搭乗年月 2019年12月
2 航空会社概要（搭乗時） 全日空が77.9%を出資するLCC。2012年3月就航。2019年11月1日に同じ全日空傘下のバニラエアとの統合を完了しています。当便（MM635便）を含むバニラエアの一部路線がピーチに継承されました。
国際線は、2019年12月時点で札幌・仙台・成田・羽田・関西・福岡・那覇－台北（桃園）、成田・関西・那覇－高雄、羽田・関西・那覇－ソウル（仁川）、関西－釜山、関西・那覇－香港、関西－上海、那覇－バンコク（スワンナプーム）間に直行便があります。

保有機体数29、平均機体年齢3.9年
　エアバスA320-200 (29)
3 運賃 航空券 7,580円＋
成田／旅客サービス施設使用料（SWAE） 1,040円＋
成田／旅客保安料（OISE） 530円＋
日本／国際観光税 1,000円＋
手荷物（20kgまで） 3,200円＋
スタンダードシート座席指定料 690円＋
支払手数料 600円

合計14,640円（片道）

運賃タイプ：シンプルピーチ
4 機種／機体番号／年齢（引渡し） エアバスA320-200／JA808P／6.7年（2013年4月）
5 座席配列／数／シートピッチ／幅 エコノミーのみ3-3／180席／29インチ／17インチ
　（ファーストシート6席＝（最前列）
　（スマートシート36席＝2~5列、12列、13列）
　（プレジャーシート70席＝6~11列全座席、14~30列窓側）
　（スタンダードシート68席）
（シートピッチ、シート幅はSeatGuru数値）
6 出発 オンラインチェックイン 不可
空港 成田空港第3ターミナル
チェックインカウンター 17:35にチェックインカウンター到着。自動チェックイン機で手続を行い搭乗券を入手した後、荷物を預けるための列に並びました。搭乗券を持たずにこの列に並んだ人は後回しにされていました。列は国際線と国内線の搭乗者で分かれておらず、20〜30人が並んでいましたが、所要時間は15分程度でした。手続終了後も、機内預け荷物のチェックのため10分間は一般エリアで待機するよう指示があります。10分待って名前を呼ばれなければ出国手続（制限エリア）に進むことになります。
機内持込手荷物検査 18:15に手荷物検査場到着。これまではいつも閑散としていましたが、今回は予想外に混雑していて焦りました。所要時間8分。
出国審査 18:23に出国審査場到着。日本人も外国人もパスポートと顔認証の自動化ゲートに誘導されました。自動化ゲートは2列のみでしたが、待ち時間はほぼゼロでした。
搭乗ゲート 150B：バニラエア当時と同じゲートで、バスでの移動でした。
7 機内 搭乗率／乗客 座席は足元の広い前列と最後列付近を除きほぼ満席。搭乗率85〜90％程度。台湾人の方が日本人よりもかなり多い印象。その他はほとんど見かけませんでした。
快適度 座席は狭く足元に余裕はありませんでしたが、飛行時間は4時間とちょっとだったので、なんとか辛抱できました。今回は隣が日本人の夫婦で大きな声を出すようなこともなく、静かに過ごすことができました。
座席の材質 革製
モニター／充電／WiFi等 なし
シートポケット（収納） 収納は上にも下にもある珍しいタイプで、上には機内情報誌等が既に入っていましたが下は空なので、下側のシートポケットは収納力が高かったです。小型PC、タブレット、文庫本、デジカメ、小物入れが余裕で入りました。ただし、下側のシートポケットは少し劣化してきていました。
機内食 利用しませんでした。
メニューを見ると、ピーチとバニラのメニューの一部を一体化したような感じでした。種類は少なめで、価格の面でも決してお得感はないものの、馬鹿高くはない水準だと思いました。例えば、老舗「千房」のねぎ焼きチーズ700円、「たこ昌」のたこ焼き（７個入）600円、雑炊400円、シチュー・パスタ（クロワッサン付）500円、カップヌードル350〜400円、スナック200〜400円、飲料100〜200円、アルコール飲料400〜800円、となっていました。
8 定時運航状況 搭乗開始予定時刻／開始時刻 不明／不明（18:20頃？）
搭乗券には搭乗開始予定時刻が記載されておらず、出発時刻の30分前（＝18:20）までに搭乗口に来なければ搭乗できないとのみ記載されていました。自分が搭乗口に着いたのは18:25で、既に搭乗手続は始まっていましたが、搭乗は問題なくできました。搭乗口に着いてから2分後にファイナルコールがあり、バスの中で5分ほど経過した時点で乗客全員が揃いバスは出発しました。結局、出発予定時刻の20分前に搭乗手続は終了したようでした。
出発予定時刻／出発時刻 18:50／18:52
離陸／着陸時刻（飛行時間） 19:24／22:36（4時間12分）
いつものことですが、成田空港の混雑のため、出発してから離陸までかなり待たされました。
到着予定時刻／到着時刻 22:40／22:44
9 到着 到着空港 台湾・高雄国際空港
到着ゲート 32（推定）：入国審査場から恐らく一番近い場所のゲートで、入国審査場までは2分程度でした。
入国審査 今回（平日深夜11時前）は審査待ちの列ができていませんでした。ただ、審査中の人の指紋認証がうまくいかず何度もやり直しをさせられて時間がかかり、待ち時間も含めた所要時間は3分程度となりました。
手荷物引取り ターンテーブルに到着したときにはいくつかの荷物がありましたが、前の便の荷物か当便の荷物かはわかりませんでした。自分のスーツケースをピックアップするまでの待ち時間は6分でした。
税関チェック等 台湾では最近、肉製品や果物の持ち込みを厳しく管理しています。高雄空港は桃園空港とは異なり、一般エリアに出る直前のところで機械を通して手荷物（スーツケースは免除）のチェックを行うようになっていて、ここを通過するのに3分程度を要しました。
一般エリアまでの所要時間 着陸から30分、到着（機体停止）から22分。
10 総括 成田→高雄便がピーチに継承されてから初めて利用しましたが、特に大きな変化はなく、総じて快適なフライトでした。
自動チェックイン機で搭乗券を発券してから→の列に並んで荷物を預ける チェックインカウンター（17:35）
今回の機材：エアバスA320-200、機体年齢6.7年 足元の状況 （余裕なし）
座席上部のシートポケット 当時テレビ朝日で放映されていた「おっさんずラブ」の広告1
同広告2（シートポケットの中に入っていました） 同広告3
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