搭乗記　格安航空会社（LCC） 14
セブパシフィック航空 / Cebu Pacific Air 　5J119 香港→マニラ
1	搭乗年月		2018年1月
2	航空会社概要（搭乗時）		フィリピンの格安航空会社で、1996年から国内線、2001年から国際線の運航を行っています。日本からは、成田、関西、中部、福岡とマニラ、及び成田とセブの間に直行便があります。 格安航空会社として比較的早くから成功を収め、輸送実績ではナショナルフラッグキャリアであるフィリピン航空を上回るフィリピン最大の航空会社となっています。フィリピンの華人財閥ゴコンウェイ家のグループ企業で、同家はフィリピンで「ロビンソンズ」のモールや百貨店、スーパー等を運営するほか、日系企業と合弁でミニストップやダイソーも展開しています。 保有機体数61、平均機体年齢5.1年 　エアバスA320-200 (36)、A330-300 (8)、ATR72 (17)
3	運賃		航空券 HK$788＋ 香港／出国税 HK$120＋ 香港／空港建設費 HK$90＋ 香港／旅客保安サービス料 HK$45＋ 受託手荷物 HK$155 合計HK$1,198（＝17,840円、片道） 運賃タイプの名称：なし
4	機種／機体番号／年齢（引渡し）		エアバスA330-300／RP-C3343／3.9年（2014年2月）
5	座席配列／数／シートピッチ／幅		エコノミーのみ：3-3-3／436席／30インチ／16.5インチ （シートピッチは会社公表数値、シート幅はSeatGuruの数値）
6		オンラインチェックイン	不明：ウェブチェックインを知らせるeメールが来たのでトライしてみたものの、発券まではたどり着けませんでした。空港でも、オンラインチェックインを済ませた人向けの、手荷物を預けるカウンターは設けられておらず、仮にウェブチェックインが可能だったとしても、あまりその意味がないと思われます。
		空港	香港国際空港（ターミナル1）
		チェックインカウンター	出発時刻の2時間30分前にチェックインカウンター到着。セブパシフィックのカウンターは香港でも長蛇の列ができており、チェックインが完了するまで30分弱かかりました。
		機内持込手荷物検査	ほとんど待つことなく、数分で完了しました。
		出国審査	出国審査で通常のカウンターに並ぼうとしたら、スタッフから、日本人はSmart Departure（事前登録不要のセルフ式自動化ゲート）を利用するように言われました。Smart Departureは通常のカウンターほど混雑しておらず、待ち時間も含め1～2分の所要時間で手続を完了することができました。
		搭乗ゲート	213：出国審査場から最も離れたMidfield Concourse/ 中場客運廊）にあるゲートですが、電車を降りてからの移動距離は比較的短い場所にありました。
7		搭乗率／乗客	ほぼ満席／9割以上がフィリピン人でした。
		快適度	機体年齢4年未満の新しい機材で、機内は清潔でした。 足元に余裕はあまりなく、横幅も狭かったですが、1時間半程度のフライトだったので我慢できました。今回は短時間のフライトだったので敢えて座席指定をしなかったのですが、やはり3人掛けの真ん中の席になってしまいました。フィリピン人の乗客には子供連れも多く、総じて賑やかで機内を動き回る人も多いですが、自分の両隣の人はほとんど寝ていて静かだったので、落ち着いて過ごすことができました。
		座席の材質	革製
		モニター／充電／WiFi等	モニターなし
		シートポケット（収納）	座席下部：伸縮するタイプでしたが、幅があまり広くなく、収納能力は低めでした。薄型のPC、文庫本、薄型の収納ケースを入れるとシートポケットがパンパンに膨らみ、足元の余裕がなくなりました。
		機内食	利用しませんでした。 なお、セブパシフィックの場合、予約なしで購入できるのはパン、クッキー、スナック菓子、カップヌードル、飲料で、調理済みの麺類、炒飯、サンドウィッチ等の食事は事前予約が必要となります。
8		搭乗開始予定時刻／開始時刻	18:55／N.A.（18:55にゲートに着いたら既に搭乗中）
		出発予定時刻／出発時刻	19:25／19:39 搭乗は早めに始まったものの、最後の乗客が搭乗しドアが閉まるまでかなりの時間を要しました。ドアが閉まってから約4分後に出発しました。
		離陸／着陸時刻（飛行時間）	19:56／21:32（1時間36分）
		到着予定時刻／到着時刻	21:40／21:38
9		到着空港	マニラ・ニノイアキノ国際空港（ターミナル3）
		到着ゲート	108：ターミナル3の中ではそれほど遠くない場所にあるゲートですが、入国審査場までは5分程度かかりました。
		入国審査	各列に30人程度が並んでいましたが、審査は総じて順調に進んでいき、待ち時間も含めた所要時間は17分程度でした。
		手荷物引取り	ターンテーブルに到着したときには既に一部の荷物が出てきていましたが、自分のスーツケースをピックアップするまで10分程度待ちました。
		税関チェック等	特に呼び止められることもなく通過。
		一般エリアまでの所要時間	着陸から47分、到着（機体停止）から41分。
10	総括		セブパシフィックは（マニラだけでなく）香港でもチェックインに時間を要し、ニノイアキノ国際空港ではターミナル3が混雑し、とにかく待つ覚悟が必要な航空会社だと、改めて実感させられました。料金が安いので仕方がないといえばそれまでなのですが、今後は多少の料金差なら他社を選びたいと思いました。
チェックインカウンターは長蛇の列 213番ゲート（Midfield Concourse/ 中場客運廊）から搭乗 大型機でも足元に余裕はあまりない 大型機なのにエコノミークラスのみ。後方から最前列まで見渡せる
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